〜元気を風に乗せて〜
東日本大震災ウインドサーフィンチャリティ in 逗子海岸
 3月11日に発生した東日本大震災へのチャリティを目的として、逗子海岸をベースとしているウインドサーフィンスクールが集結したイベントを行った。被災地に送るための義援金募金はもちろんのこと、ウインドサーフィンのメッカでもある逗子海岸でのウインドサーフィンにとっての「安全」がもうひとつのテーマ。
 陸上イベントとしては様々な安全対策の解説をテーマとした。セイリング中には大きな地震があってもなかなか気付くことができない。そんな際に、ウインドサーフィンスクールとしてどんな信号を送って事態を知らせるのか。もしも大きな地震の発生時に海の上にいて津波警報が発令されたことを知ったら、どのようなルートで陸に上がって避難すればいいのか。そうした非常事態に対してのウインドサーフィンスクールとしての取り組みや、逗子市や神奈川県の対策を説明し、避難経路の確認を行った。
 海上イベントとしては、海上からの避難経路を知るために要所にマークブイを設置し、それらの場所を確認するためのセイリングを行った。逗子湾内をセイリングして回るショートコース、湾外まで出るロングコース、そして一部はレースとしてコースをセイリング。次第に風が強くなってしまっため、全てのセイラーがコースを回りきれはしなかったが、多くのセイラーがマークブイの設置場所によって避難経路をできたはず。周辺の景色を知っておくことが、安全にとってとても重要であることに気付いてくれたことだろう。また、ウインドサーフィンを通して海を知ってもらうために、チャリティ体験レッスンも行われた。
 参加者は170名にもなり、スタッフを入れると総勢202名。義援金の総額は286,213円となり、逗子市役所、日本赤十字社を通して被災地支援に送る。多くの方々が安全に対する意識を持ち、震災チャリティに協力してくれたことを感謝したい。
All Photos:juntaro Sugi

■名称 東日本大震災ウインドサーフィンチャリティ in 逗子海岸
■場所 逗子海岸・西浜
■開催 2011 年4 月24 日(日)
■主催 東日本大震災ウインドサーフィンチャリティ実行委員会
■協力 逗子ウインドサーフィンスクール/逗子レーシング/フェザーファクトリー/マリンブルー/ Kaya / CB サーファーズ/アカデミー46 /倉持印刷/逗子マリン連盟/他近隣艇庫及びショップ

黙祷 ビーチクリーン 各種説明 行政の取り組み説明
インストラクターの紹介 ハザードマップ 避難経路とコース図 募金箱
マーク位置は避難口 プレーニング風速 経路確認のマーク回航 レースの1〜10位(左から)

 

ロングディスタンスレース結果
順位 氏名 所属 順位 氏名 所属


1 高橋 諒至 Kaya/明治大学 26 徳本 敦 ZWS
2 長谷川 翔平 Kaya/明治大学 27 中村 太戯留 CB
3 多賀須 淳 ZWS 28 菅 育輿 ZWS
4 倉持 大也 Kaya 29 鈴木 希 F.F.
5 岡村 賢二 CB 30 和田 雄一 ZWS
6 田淵 太郎 Kaya 31 小濱 恒太郎 MB
7 内山 俊樹 Kaya/明治大学 31 佐藤 克己 ZWS
8 メルセン・バス MB 31 大関 真治 CB
9 中島 潤 Kaya/明治大学 31 金澤 利彦 MB
10 池田 健星 Kaya 31 芹澤 壮太郎 MB
11 福田 未那弥 Kaya/明治大学 31 富永 麻起子 ZWS
12 飛田 和廣 CB 31 渡邊 大助 MB
13 大寺 隆司 CB 31 井上 嘉規 MB
14 戸田 隆一 MB 31 宮崎 英則 F.F.
15 坂本 圭司 CB 31 佐藤 智秀 MB
16 岩村 雅明 MB 31 矢部 賀子 ZWS
17 倉持 星也 Kaya 31 戸田 隆元 MB
18 須藤 貴裕 ZWS 31 安達 広樹 F.F.
19 堀田 豊 ZWS 31 上松 仁 ZWS
20 水野 裕介 Kaya/明治大学 31 宮島 健輔 F.F.
21 川畑 光一 CB 31 倉藤 秀行 F.F.
22 野口 秀文 ZWS 31 西崎 惠太 MB
23 飯国 良太 MB 31 岩井 三樹雄 MB
24 漆原 正浩 ZWS 31 中島 健一 F.F.
25 竹下 昌江 ZWS ※31位はDNF

義援金
義援金の286,213円は、5/3に逗子市役所を通して日本赤十字社に委託しました。ありがとうございました。