第五話:麹が焼酎造りの命
麹菌は、酒・味噌・醤油などの日本の発酵食品造りには欠かせない微生物。カビの一種で、主な働きはでんぷん質をブドウ糖に分解すること。生み出されたブドウ糖が酵母の働きでアルコールに変わる。これがアルコール発酵です。日本酒でも焼酎でも、米や麦などに麹菌を生やして麹を造るのが第一歩。麹造りが味の決め手であると考える酒造が多いです。麹菌には黄麹菌・黒麹菌・白麹菌があり、各々の特徴は、白麹はおだやかで飲み飽きない味、黒麹は香ばしい風味とインパクトのある味、黄麹はすっきり爽やかな味になると言われています。お店にもそれぞれ違った麹で造られた焼酎がありますので、言われていることが確かであるか、確認するのも面白いと思います。是非お試しを!!
第四話:黒ぢょか
芋焼酎の飲み方の王道と言えるのがお燗を付ける事でしょう。さらにこだわって飲むときは、「黒ぢょか」に焼酎を入れてお燗にします。
なぜ王道なのか?焼酎は温める事で香りも風味も増すからです。温める方法としてお湯で割るのが一般的ですが、熱いお湯を焼酎に入れると若干香りが飛んでしまうので、香りの柔らかい焼酎や、熟成した古酒などにはお湯割りは余り向いていない様です。(気楽に飲みたいときやアルコール臭を和らげたいときなどは、お湯割りが良いですよ!)そう言う時こそ、適温までゆっくりと温められる「黒ぢょか」の出番です。香りや風味をさらに楽しみたい時にも適しています。色々試した結果、お燗の温度は45度でご提供致しております。黒ぢょかで芋焼酎の旨さの全てをご堪能下さい。必ずやご満足いただけることでしょう。

第三話:本格焼酎の飲み方
本格焼酎は、原材料の持つ香りや味わいが生きた蒸留酒です。芋焼酎は芋、米焼酎は米の個性がストレートに感じられます。この味を堪能するには、他の飲み物で割らないほうが無難だと思われます。そこで私がお奨めするのみ方は次の3通りです。
個性を楽しむストレート・爽やかにオンザロック・お湯割でダレヤメ。ダレヤメとは「疲れを取る晩酌」といった意味です。焼酎の本場、鹿児島、宮崎では、伝統的な飲み方がお湯割り。今でも最も日常的に飲まれているスタイルです。私の一押しもこのお湯割りです。
お湯割の割合で、最も人気があるのは焼酎6お湯4です。この割合で割ると25度の焼酎は15度になり、日本酒と同じアルコール度数になります。飲むときの体調や好みでこの3通りを試してみてください。
第二話:黒糖焼酎で長寿
以前世界一の長寿としてギネスブックにも登録された泉重千代さんは奄美諸島の徳之島出身。毎晩黒糖焼酎を薄めてお燗にして晩酌していたという話は有名だと思います。その後新たにギネスブックに登録されたのも、徳之島出身の本郷さんというおばあさんだそうです。かなり前ですがTVでそのおばあさんも黒糖焼酎が大好物って言っていました。このギネスブックに登録されたお二人が黒糖焼酎が体にいいことを証明してますね。お店には朝日・喜界島という二種類黒糖焼酎があります。試してくださいねー。
第一話:お店のとっておき焼酎
今回はお店に置いてあるとっておきの焼酎を紹介します。
芋焼酎「天使の誘惑」原料:芋・米麹 アルコール度数:40度
珍しい芋焼酎の長期熟成酒。7〜8年寝かせ、うっすら琥珀色を帯びている。飲んだ感じはバニラ風味の後に焼き芋の香りが広がる!?様な・・・このお酒の名前はブランデーなどが熟成の間に蒸発する分を{天使の取り分}と言うことに因んだものらしい。芋焼酎はできたばかりの新酒を飲むのが常識だが、世界のハードリカーは、ウイスキーもブランデーも樽で長期熟成している。この「天使の誘惑」はブランデーのXOといったところでしょうか。お店にありますから是非お試しくださいねー!